スーパーに行くと、色んなカラーバリエーションのトマトが置かれています。赤や黄色はもちろん、オレンジ、ピンク、赤地に黒の縞模様などもあったりします。
トマトの色は最初は全て緑色です。
なんで赤くなったり、黄色くなったりするんでしょうか。
トマトの色を決めるのに重要な要素が、「葉緑素」と「リコピンやカロテン」と言われる色素です。
リコピンやカロテンで色がつく
トマトの色が最初緑色なのは、実の中に、光合成をするために必要な機能である葉緑素が詰まっているからです。
これが実が熟してくるとリコピンやカロテンという色素が出てきてトマトに色付けをしているんです。
じゃあ赤とか黄色とか色の見え方ってなんで違うんでしょう。
それは色の組み合わせにありました。
果肉×果皮で色の見え方が違う
トマトの色は、果肉と果皮それぞれの色によって変わってきます。
たとえば、
果肉赤×果皮黄→赤
果肉赤×果皮透明→ピンク
こうした果肉と果皮の組み合わせによって色が変わります。
面白いですよね(*´▽`*)
ちなみにトマトが赤くなるのは、赤は色の中でも目立つので、鳥などに気づいてもらいやすくして種を遠くに運んでもらえるよう種子ができる頃に赤くなるんだそうです。
当農園では今年はオーソドックスに赤しか作ってないですが、もし要望があれば他の色にもチャレンジしてみようと思います。
それでは、また明日!