冷暗所に保管するべき野菜。そもそも冷暗所ってどこ?

今回はなるべく冷蔵庫に入れないほうがいい野菜についてご紹介します。

じゃがいもとかの保管でよく言われるのが「冷暗所」

でたでたー冷暗所。でも冷暗所ってどこだよ!

ってわたしはいつも思ってしまいます笑

ようは日が当たらない涼しい場所なんですが、だったら冷蔵庫の方が涼しくて良くない?って思いません?

なぜ冷蔵庫じゃなくて、冷暗所なのか。

それは低温に向かない野菜があるからです。

じゃがいも、サツマイモなどの芋類は低温に弱い

芋類は基本冷蔵庫には入れない方がいいです。芋類の保管適温は10〜13℃くらいなので、野菜室でも少し温度が高いです。(野菜室はだいたい7〜10℃)

芋類は低温に弱いので、冷蔵庫に長く置いておくと水分が失われ、しわしわになってしまいます。

あと、冷蔵室(野菜室より温度が低い)に保存したじゃがいもを120℃以上の温度で揚げた場合、「アクリルアミド」という体に害を及ぼす物質がつくられる可能性があることを2002年にスウェーデン政府が発表しています。

これはトーストで焦げすぎたパンには発ガン性物質が含まれているとかそういう類の話なので、個人的には摂取量に気をつければ問題ないとは思いますが、気になる方はもし冷蔵庫に入れるなら冷蔵室ではなく野菜室の方がいいですよ。

冷暗所はどこにすればいい?

芋類の保管に冷蔵庫が向かないことは分かりました。

では冷暗所としてふさわしい場所はどこなのでしょうか。

おすすめはキッチン周りの収納棚か玄関です。

キッチン周りの収納棚は直射日光を遮れるので温度が上がりにくいです。

また調理するとき食材が取り出しやすいこともメリット。

気をつけないといけないのは、収納棚がコンロに近い場合は、温度が上がりやすくなるので保存には向きません。

またシンク下も湿度が高いので避けたほうがいいです。

もう1つは玄関です。間取りにもよりますが、玄関は北側に作られることが多く、気温が部屋の中でも上がりづらいです。またドアの開けしめで定期的に空気も入るのでスペースに余裕があれば試してみて下さい。

保管するときは、紙袋か段ボールに入れて日が当たらないように閉じておきましょう。

それでは、また明日!