今回はなすのルーツについてです。
なすの生まれは熱帯モンスーン気候の現在のインドあたり。
気温も高く雨も多い中で育ってきたため、日本の気候に合い昔から育てられてきました。
日本に伝わったのはおよそ1,300年前。シルクロードを通じ中国に伝わったものが奈良時代に渡来したと言われています。
その当時の文書には漬け物として食べていた記録も残ってるそうで、1,000年以上食べられている歴史があるというのも驚きです。
なすのへたにも秘密があります。
実はなすのへたには強い抗菌作用があり、江戸時代には塩漬けにしたなすのへたや皮を黒焼きにして歯磨き粉に使っていたそうΣ(・□・;)
先人の知恵には驚きですね!
なすの保管ですが、なすは高温で育ってきたので寒いところが苦手です。冷蔵室に入れると低温障害になって傷みやすくなるので、野菜室に入れるようにしましょう。
また、特にへたの部分から傷みやすいので、すぐ使うなら問題ないですが野菜室にしばらく入れておくようなら、1本ずつ水気をふき取った後サランラップでへたごと包んで保管すると長く鮮度を保てますよ。
それでは、また明日!